ドクター日浅の“健康雑話” 其の六

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ドクター日浅の“健康雑話” 其の六

2022.07.15

海南病院のホームページを訪ねて下さりありがとうございます。

私が海南病院に勤務するようになって3年近く経ちます。月曜日の外来にはたくさんの方が受診して下さるようになり、医者冥利に尽きると感謝しています。

これからも海陽町民を始めとした南部地域の方々に少しでも健康面でお役に立てればと願っています。その一環として、日々の診療の中で経験したことや感じたことを雑談的に書いてみたいと思います。気楽に読んで戴ければ幸いです。

其の六  患者さんの感謝の言葉が一番うれしい

 先日、もう一つの私の勤務病院である碩心館病院に60歳代患者さんであるSさんから次のようなメールが届きました。

 

 『私は、不整脈(脈飛び)がとても多く感じ出し、知り合いからの勧めで貴病院を受診しましたが、素人的には心臓即死に直結で、とても不安でありました。
 担当医の先生は、問診で物静かで最初は大丈夫かなと思いましたが、診察が進むにつれ検脈等スムーズな流れの中で的確な診断、聴診器を当てて「心臓はいい音している」と力強く言っていただいた時はホッとした安堵を感じました。
 その後エコーを待つ間、ふと見上げると担当医である日浅先生のことが貼ってあり、こんなすばらしいドクターに診てもらえているんだと嬉しくなりました。さっき自分が思ったことがちょっと恥ずかしくなった次第でした。
 更に、今まで数多くの病院にかかりましたが、あんな感じのいい看護師さん(ドアに東谷友紀とありました)は初めてでした。
 動きがテキパキし言葉もハキハキしていますが、角がなく、決して事務的でないので何かこう良かったです。すごく固いソックスを履いていて、診察でずらすのにお手間をかけまして、その時すごくこそばくて、笑いをこらえることができず、久々に真剣に笑ってしまいました。病院で笑うなど初めてで心臓を診てもらいに来ていることさえ忘れた瞬間でした。
 お二人のおかげでほとんど不安を感じず、診察を終えることができました。帰る時は深呼吸した後の感じでした。
 あまり、心配はいらない、普通に生活できるとの結果で、すごい安堵でした。先生は何かあったらいつでも来て下さいと言ってくれましたが、もちろん、そんなことになったら飛び込みさせていただきます。そのときはどうぞよろしくお願いします。
 日浅先生、東谷さん、2日間、本当にお世話になりました。』(原文のまま)

 私たち医療従事者にとって、患者さんのやさしいお褒めの言葉や笑顔、あるいは励ましのお手紙が最上の喜びであり働く力になります。メールを下さったSさん、本当にありがとうございました。

 

 

ドクター日浅の健康雑話 過去の記事はこち

其の一 飲酒後コタツで一瞬気を失った 

其の二 お尻から太ももの後ろがしびれるので整形外科を受診した

其の三 心臓専門医の急性心筋梗塞体験記(上)

其の四 心臓専門医の急性心筋梗塞体験記(中)

其の五 心臓専門医の急性心筋梗塞体験記(下)